大垣和敬会沿革
ごあいさつ
地域に根ざし、子どもたちの未来を担う保育園として
保育園は家庭保育に欠ける乳幼児を保育する児童施設です。
このため乳幼児が健康、安全で情緒の安定した生活ができるように、一人ひとりの欲求を満たしながら、各年齢の発達に応じた保育を行い、生活全般を通じてよりよい習慣がつくようにしたいと思います。
保育園と家庭、地域社会が連携をとりながら保育をすすめ、楽しい集団生活を通して明るく健康で、情緒豊かな人間性をもったお子様に育ってほしいと願っております。
社会福祉法人 大垣和敬会 理事長 淺 野 多 恵 子
社会福祉法人大垣和敬会年表
年 | 事項 | ||
昭和28(1953) |
9月 春秋託児所開設 | ||
昭和32(1957) 1月 |
みそぎ保育園認可 | ||
昭和37(1962) 4月 |
園舎増築 | ||
昭和41(1966) 4月 |
園舎増築 | ||
昭和45(1970) 9月 |
みそぎ保育園現在地に増築移転 | ||
昭和46(1971) 4月 |
わかたけ保育園認可 | ||
昭和49(1974) 4月 |
みそぎ保育園、鼓隊演奏開始 | ||
昭和50(1975) 4月 |
リトミック情操教育開始 | ||
昭和56(1981) 4月 |
天皇陛下より 優良民間社会福祉施設に対する御下賜金拝受 |
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昭和59(1984) 3月 |
みそぎ保育園現在地に新築、 創立30周年記念式典を執り行う |
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昭和61(1986) 4月 |
初代理事長 浅野光雄氏、 (社)全国私立保育園連盟より筧雄平賞受賞 |
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昭和62(1987) 3月 |
中部西濃合奏大会開始、10年間にわたり活動する | ||
昭和62(1987) 7月 |
夏の福祉まつりに参加、現在に至る | ||
昭和63(1988)10月 |
二代目理事長 浅野静子氏、厚生大臣褒章授かる | ||
平成17(2005)10月 |
三代目理事長 浅野多恵子氏、 (社)日本保育協会会長より表彰 |
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平成18(2006) 2月 |
みそぎ保育園、創立50周年記念式典を執り行う わかたけ保育園、創立35周年記念式典を執り行う |
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平成19(2007) 3月 |
わかたけ保育園新築、竣工式を執り行う | ||
平成25(2013) 5月 |
みそぎ保育園乳児棟新築、竣工式を執り行う | ||
平成31年(2019) 3月 |
わかたけ小規模保育園新築、竣工式を執り行う |
創立者の横顔
地域に根ざし、子どもたちの未来を担う保育園として
3歳で寺に修行に出、若くして仏門に帰依した淺野光雄氏は、生命の大切さを説き、慈渓寺に心を尊びました。縁あって寺に嫁いだ淺野静子氏は、元小学校教師だったこともあり、子どもへの愛情が深く、教育に高い関心を寄せていました。戦後、日本の農村部では女性は農業の担い手として欠かせない存在でした。その子どもたちを預かることはできないか。ともに生命にたずさわる仕事をしてきたもの同士、同じ思いからはじまり、働く母親の代わりになれるよう託児所は家庭的な雰囲気を大切にし、園長自らが子どもたちを風呂に入れることもありました。この農繁託児所は現在のみそぎ保育園の原点となり、開設されました。わかたけ保育園は、勤労者の人々の子育て支援をする拠点として出発しました。時代が変わり、人も代わったいまでもその建学の精神は受け継がれ、これからも変わることなく両保育園の真ん中にあり続けることでしょう。